【Vol.11】「本当に欲しいのは、モノじゃない」~不要な買い物をくり返してしまう私が気づいた、自分の成長のサイン~

こんにちは。大人のADHD・HSP専門コーチの原 登志文(はら としふみ)です。

みなさんは、そんな経験はありませんか?

例えば、お気に入りの服があるのにさらに色違いを探してしまったり、今乗っている車で特に困っていないのに別の車のレビュー動画を毎日チェックして買うことを想像していたり。

「必要ない」と頭では分かっているのに、心がザワザワしてウインドウショッピングをやめられない。実はこれ、単なる「無駄遣いのクセ」ではなく、あなたの心が発している大切なサインかもしれません。

私自身、最近まさにこの現象に直面していました。

お気に入りの1着を持っていて、それで十分回せているのに、新たな天然素材のシャツを探してしまう。

通勤には何の問題もない車があるのに、毎日YouTubeで新しい車を物色してしまう

「いやいや、どれも今あるもので十分足りているじゃないか」とブレーキをかけるものの、物欲の波はなかなか収まりません。

思えば、私の過去はこれの繰り返しでした。

「自分の成長につながりそうだ」と思ったら衝動的に本を買い込み、年間50万円以上を本代に費やしていた時期があります。しかし、その多くは開かれることもなく「積読」の山となり、買った瞬間に満足して興味が薄れてしまう。

革靴にハマったときもそうです。ストレートチップ、Uチップ、プレーントゥ…と、黒と茶の全バリエーションをズラリと揃えないと気が済みませんでした。

目の前には、「本や靴がたくさん溜まっていく現実」がある。
けれど、いくらモノを買い揃えても、「どこか満たされない自分」が確実にそこにいたのです。

溜まっていく本や靴、そして「欲しい、でも要らない」と葛藤する今の自分をじっくりと観察してみたとき、ある客観的な事実に気づきました。

私は今、自分自身の目標に向かって意図的に前進しようとしています。しかし、現実の変化はどこか遅々としていて、目に見える大きな成果や変化に繋がっていないと感じていました。

その「思い通りに進まないもどかしさやストレス」を、手っ取り早く解消しようとしていたのが「買い物」だったのです。

衝動的に新しいモノを探す(ADHD的な特性): 短期的に手軽な「変化」や「達成感」を得て、脳を満たそうとする行動

素材や機能・色に強くこだわる(HSP的な特性): 五感の繊細さから「もっと良い質感」「完璧なバリエーション」を追求してしまうこだわり

「モノを買う」という行為は、一瞬で「新しい自分になれたような変化」を錯覚させてくれます。
つまり、私の買いたい気持ちの本質は、「自分を成長させたい」「現状を変化させたい」というポジティブな欲求そのものでした。

「成長したいのに、現実の変化が追いついていない」
そのギャップに対するエネルギーが、買い物という形で爆発しそうになっていただけだったのです。

モノが溜まっても満たされなかったのは、当たり前です。

この構造に気づいた瞬間、「あぁ、自分はそれほどまでに成長したいんだな」と、自分の本心を認めることができました。

もし今、あなたも「必要ないはずなのに、無性に何かをしたくなる・買いたくなる」と感じているなら、自分を「懲りないやつだ」「また衝動的になって…」と責める必要はありません。

買い物がしたくなる衝動だけでなく、

「新しい資格やセミナーに次々と申し込んでしまう」

といった行動も、本質はすべて同じです。

それは、あなたが「今の自分を超えて、もっと前進したい・変化したい」と強く願っている、尊いエネルギーの表れにほかなりません。

衝動が湧き上がってきたら、一度立ち止まってこう自分に問いかけてみてください。

それこそが、衝動に振り回されず、本当の意味であなたの心を満たしてくれる鍵になります。

ひとりで抱え込まず、一緒に心の声を探ってみませんか?
とは言っても、ADHDやHSPの特性を持っていると、「自分が本当に望んでいる変化(真の欲求)」と「衝動的な目の前の欲求」を一人で見分けるのは、なかなか難しいものです。

「自分のこの衝動は、一体どんな成長のサインなんだろう?」
「分かってはいるけれど、どうしても現実の行動に繋げられない…」

そんなときは、ぜひ一度コーチングで一緒にお話ししてみませんか?

客観的な対話を通して、あなたの内側にある「本当の願い」を丁寧に紐解き、衝動のエネルギーを「現実を大きく変える行動」へと変換するお手伝いをしています。

あなたが本当に望む変化に向かって、一歩踏み出せるよう伴走します。

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